- 2024.11.19
- 納品事例
小間のお茶室の納品事例です。
茶道口を出てすぐ横に水屋があるため、茶室から水屋が見えないように目隠しとしてお使いいただきました。
特徴はすだれの上げ方です。水屋を使用する際に、早く簡単にワンアクションで上げれるように「三ツ掛(みつがけ)」という方法をご提案させていただきました。
三ツ掛は、すだれを3分の1にたくしあげます。
この方法は以下写真と共に紹介しておりますのでご参考ください。
↓すだれを下ろした状態です。
↓すだれの下から3分の1の位置に、輪っか金具を取り付けています。
(強度を保つため、丸竹を編みこんでそちらに金具を取り付けています。)
↓すだれを上げた様子。
写真では写っていませんが、すだれの上部の竹にはフックを取り付けています。
その上部のフックに、さきほどの輪っかを金具にかけると簡単に手で3分1折りたたまれた状態になります。
↓正面から見た様子。上部の竹にフックを取り付けています。
↓輪っか金具をフックにかけて、3つに折りたたんだ状態。
↓材料の蒲芯の雰囲気。素朴な雰囲気のため、お茶室にも合っています。蒲芯を室内用にお使いの場合は、選別して細目の材料を使用します。
三ツ掛けは簡単に長さを短くできるので、頻繁に上げ下げをする場所などにもおすすめの方法です。
(間に丸竹をいれて制作するため、既存のすだれにはお取り付けできかねます。)
お客さまにあったご提案をさせていただきますのでご相談ください。
※掲載写真はお客さまの許可をいただき掲載しております。
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