外掛簾は家の軒先に掛け、外部から家の内部が見えないよう、また、強い外光を避ける為に使用します。材料には磨き葭、蒲芯、代萩、天津葭などを用います。
参考価格:約8,000円座敷簾は京都において明治中期に考案されました。御翠簾の竹と異なり、竹ひごはひご板で抜かれ、丸く滑らかです。座敷簾は家の中で用いられ、夏季において襖や障子の役目を果たします。現在では風通しをよくするという本来の使用目的よりも、清涼感を補うインテリアとして用いられています。
参考価格:約55,000 円茶席簾は茶席において茶室内の採光を調節し、陰陽の雰囲気を作り上げる他、清涼感を醸し出します。外掛の茶席簾は皮のついた葭が用いられるのに対し、室内用の茶席簾には磨き葭が用いられ、場合によっては麻の縁をつけることがあります。
参考価格:約10,000円御翠簾は黄色く染められた真竹の割りヒゴを編んだもので、周囲に麻や錦の縁が付けられています。神社仏閣や祭の山車の他にも、仏壇の装飾品として用いられています。
参考価格:約72,000円衝立や屏風・障子に簾をはめこんだもので、主に夏季に用いられます。東京では簾の目を横にして使いますが、京都では縦にして使います。衝立や屏風はちょっとした目隠しになるだけでなく、手軽に涼しさを演出できる小物としても人気があります。※ご希望のサイズ・デザイン等は、ご相談ください。
籐はヤシ科に属し、インドネシアやベトナム等、熱帯の原生林に自生する植物です。天然素材でありながら耐久性に優れ、洋風、和風どちらにも合います。籐の表皮はホーロー質で熱を吸収しないため、夏場に心地よい冷たさを感じられます。イ草の縄の縄のれんは出入りが多い場所や目隠しをしたい場所に適しており、上部の押さえにはゴマ竹を使用しています。※ご希望のサイズで製作します。
弊社の簾は消耗品とはいえ屋外用の簾で5~10年、屋内用の簾で30年以上と長期にわたってお使いいただけます。
座敷簾・御翠簾においては傷んだ縁の付け替えが可能です。
建具の張替も行っております。
その他の修理については、お問い合わせください。
オンラインでの打合せも可能です。
下記よりお気軽にご相談ください。